コラム[cf.]

2019-07-01 21:30:00

過剰なサービスはいりません【cf.】

年1回の申告のみを依頼する場合の報酬を聞きたかったようです。
『売上高は年間〇万円、従業員は〇人、帳簿は自分で作成します。所謂、過剰なサービスはいらないので、その場合の報酬はいくらですか?』

問い合わせは自由ですが、過剰なサービスの定義が分かりません。その勢いのまま申告書まで作っちゃえばいいのにと思ってしまうくらい一方的で、マナーの欠いた電話でした。
この他にも【忙しくて税理士と喋っている時間がない】とか【赤字だからアドバイスはいらない】とか【会計ソフトを使っているから分からないことは解決できている】など様々あり、報酬を抑えたいがためなのか、税務判断に必要な資料の取得費用を渋ったり、聴き取りの時間を削るという話も聞きます。残念なことです。

本日、2019年(令和1年)7月1日(月)より、事務所のホームページを移転し、あわせて、税金と会計のコラム[cf.]はアメブロでの発信としました。
丁度1年位前からこれまでの事務所のホームページに違和感をもっていて、直ぐに公開内容を編集・更新したかったのですが、私達にとって平成30年という年は、様々な人の言動に振り回されて、放っておくことができない状況が続いて、納得がいかなくても決断しないといけないことが多くて、優先順位を考えると中々身動きの取れない1年で・・・。
ようやく実現することができた今、改めて、私の経営理念である【人】【現場第一】【適正であること】を考えると、
ある方にとっては[過剰なサービスと感じる]ことかもしれませんが、
[欠かせない費用や時間もあること]をしっかりと伝えていかなければなりません。

やるべきことを最大限尽くすことが、目の前の相談者、経営者、納税者にとって適正な税務判断に繋がると信じて、これからも、話を聴くところから始めようと思います